2014年9月11日木曜日

2014年9月11日 今日の小さいふ。ネズ

こんばんは、WEB担当のくすどです。
いよいよ明日の20時に「日本の伝統紋様シリーズ」を発売します!
ぜひご覧ください。
日本の伝統的な美といえば、伝統紋様もですが
「侘び寂び」の色彩も魅力的ですよね。

今日の小さい財布、小さいふ。は「ネズ」
江戸時代に幕府により質素倹約が推進され
庶民は派手な色や柄を避け、茶色や鼠色・藍など
質素で地味な色の着物を着なければいけませんでした。
しかし「必要は発明の母」と言いますが江戸の庶民たちは
派手な色は着物の裏地などに使うなどさまざまな工夫を凝らし
四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)と言う言葉ができるよう
微妙な色彩の変化を楽しみ、多様な色を生み出し
渋い色彩には他の色を引き立たせる
深みがあるという美学を見いだしました。

表はなかなか珍しい鼠色(グレー)の革。
中はクアトロガッツオリジナルの赤と白の
ピカソストライプ・イエロー・ホワイトと中は
色数を抑えつつも開くと楽しくなるようなビビッドなカラーリング。

銀鼠(ぎんねず)・濃鼠(ねず)・絹鼠(きぬねず)など
実際には茶色も鼠色も100色以上あり、
48というのは「縁起の良いたくさんの数」としてのもの
どんなことでもそこから楽しみを考えて見つけだす
素晴らしいですね。
このネズくん(ちゃん?)もそんな目線で
中と外の対比を楽しんでいただければと思います。

今日の小さいふ。はこちら


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