2013年12月24日火曜日

「クリスマスの奇跡!?」

今日はクリスマスイブですね。 

「クリスマスの奇跡」という実話は色々ありますが一つご紹介します。

 1914年。第一次世界大戦中、鉄格子をはさんでドイツ軍とイギリス軍が激しい戦闘を繰り返していたときに実際におきた話です。

 クリスマスの日、最前線のドイツ軍の塹壕にドイツのテノール歌手ヴァルダー・キルヒホフが慰問に訪れます。 ドイツ軍の塹壕の縁に沿って蝋燭の灯りが飾られキルヒホフの美しい歌声が、戦場に響きわたりました。

 すると同じように焚き火を囲んで聖歌を歌っていたイギリス軍の塹壕からもそれに答えて拍手が起こり、クリスマスのお祝いの叫びと、聖歌がはじまりました。

 ドイツ軍のひとりの兵士が武器を捨てて塹壕を出て鉄格子まで歩き出し、イギリス軍の兵士に楽しいクリスマスを迎えるようにと伝えました。

 それを見た兵士達が次々と歩み寄り、家族の写真を見せあったり、煙草、チョコレート、シャンペーンなど小さなプレゼントを交換しあい、お互いの陣地に倒れてる兵士達を埋葬しました。 最後には若い兵士達同士がサッカーの試合をしたという話です。

 同じことが戦場の至る所で起こり公式記録にはない「クリスマス休戦」となりました。 当時のイギリス兵の手紙にその様子が綴られています。

 「ドイツ兵が、明日君たちが撃たなければ、自分たちも撃たないと言いました。 だからきっと私たちはもうしばらくこの休日を楽しめそうです。 私たちは、自分たちが今までずっと彼らを襲撃してきたことが信じられません。 すべてが、とても不可思議なことに思えるのです。」

 様々な説はありますがこの話は映画「戦場のアリア」の題材となり、アディダスのCMにも使われています。

クリスマス休戦ではないですが今日はガッツはノー残業となりました。 皆さんもよいクリスマスをお過ごし下さい☆


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